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QOL(クオリティ オブ ライフ)とは?QOLの意味や医療・働き方における使い方の違いを紹介

QOLの向上ってどういうこと?

QOLという言葉を耳にすることはあるけれど、意味はよくわからないという人も多いのではないでしょうか。

QOLは「生活の質」などと訳される言葉で、私たちが生きる上での幸福度や満足度の指標として用いられている概念です。

もともと医療や介護の現場で用いられてきましたが、最近はビジネスなどの分野でも言及される機会が増えてきました。

そこで、この記事ではQOLの意味や評価方法に加え、QOLを向上させる方法、低下してしまう原因などについて詳しく紹介します。

QOLを上げるための参考にしてみてください。

QOL(生活の質)とは?意味やQOLを実際に向上させる方法を紹介
QOLとは
 QOLの評価方法
 医療・働き方におけるQOL
QOLが低下してしまう原因
 職場でのストレス
 家庭でのストレス
 メンタルヘルスの不調
 運動不足
 収入の減少
QOLを向上させるための方法
 良質で十分な時間の睡眠を取る
 規則正しい食生活を送る
 趣味に取り組む、生きがいを持つ
 笑う機会をつくる
 適度に運動する
手軽にリフレッシュするならDR.VAPEがおすすめ!

QOLとは

QOLとは

QOLとはQuality of life(クオリティ オブ ライフ)の略称で、「人生の質」や「生活の質」、「生命の質」などと訳されます

「自分らしい生活を送っているか」「人生に幸福を見出しているか」などを尺度として、生きる上での満足度や幸福度をあらわす指標のひとつです。

物質的な豊かさのみではなく、やりがいのある仕事や心身の健康、良好な人間関係、生きがい、充実した教育など、精神的な豊かさをさまざまな観点から評価します。

QOLは、もともと医療や介護の現場で患者の生活の満足度をはかる指標として使われていた言葉でした。

しかし昨今は医療や介護の枠だけにとどまらず、日常生活やビジネスなどさまざまな分野でも注目されています。

参考:
高橋秀寿,関勝.Quality of Life(QOL).Jpn J Rehabil Med.2020,Vol.57,No.12,p.1174-1180
下妻晃二郎.QOL 評価研究の歴史と展望.行動医学研究.2015,Vol.21,No.1,p.4–7


QOLの評価方法とは

QOLの評価方法とは

QOLの評価方法は受検者が主観的に生活の質を測定する方法が主流です。

QOLを評価する際は尺度(スケール)を用います

尺度にはさまざまな種類があり、病気や障害の有無などによって使用する尺度が異なります。

代表的な尺度としては、病気や障害の有無に関係なく、個人的な生活の質を包括的に評価できるSF-36®やWHO QOL26が挙げられるでしょう。

  • SF-36®
    健康関連QOLを包括的に測定する、自己報告式の健康状態調査票。
    8つの健康概念(身体機能・身体の日常役割機能・体の痛み・全体的健康感・活力・社会生活機能・精神の日常役割機能・心の健康)に基づく全36問の質問で構成されている。

  • WHO QOL26
    生活の質を測定する、WHOが開発した基本調査票。
    4つの領域(身体的領域・心理的領域・社会的関係・環境領域)の全26問をそれぞれ5段階評価で調査する。



これらの尺度を用いてQOLを評価・スコア化し、合計点数が高いほどQOLが高く、低ければQOLは低いということになります。

医療・働き方におけるQOLとは

医療・働き方におけるQOLとは

もともと医療や介護の現場で使われてきたQOLと、近年注目されている働き方におけるQOLは内容が異なります。

以下それぞれを解説していきます。

医療におけるQOLとは

医療におけるQOLは、病気や加齢によって制限された生活の中で、患者がどれだけ生きがいを持って充実した生活を送れているかを指します

例えば、最近は通院してがん治療を受けながら、仕事を続けるケースも増えてきました。

そのため、治療効果を得るだけでなく、化学療法の副作用による吐き気や痛み、しびれ、脱毛、食欲不振などを抑え、QOLを維持・向上させることが重要視されているのです。

医療現場では、副作用を抑える薬を処方する、脱毛がある場合はウィッグの案内を行うなど、QOLを維持・向上し、がん治療における心身の影響を抑える対策が取られています。

QOLと密接に関わる「ADL」とは?
ADLはActivities of daily livingの略で、日常生活をおくるために必要な食事・更衣・移動・排泄・整容・入浴などの基本的な動作のことです。

主に高齢者や障害のある方がどれくらい基本的な動作(ADL)ができるかを把握し、病院や施設がどのような介護や支援が必要かを判断する際に用いられています。

医療、福祉、介護の分野において、QOLとADLは密接に関わっており、基本的な動作(ADL)が自分でできると、生活の満足度(QOL)も高くなります

例えば、歩行が困難な人が、電動車椅子を使用して自分一人でも自由に移動できるようになるとADLが上がり、QOLも向上します。

働き方におけるQOL

働き方におけるQOLは、主に仕事の充実度やワークライフバランスの満足度などをはかるための指標です。

QOLを向上させると生産性や定着率が上がり、企業の業績や社員の給与アップにもつながるという好循環が期待できるとして、昨今、重要視する企業が増えてきています。

たとえば、以下のような社員が働きやすい環境を整える取り組みが行われています。

  • 有給休暇の取得促進
  • 残業の抑制
  • テレワークの導入
  • 定期的なストレスチェック

QOLが低下してしまう原因

QOLが低下してしまう主な原因は以下のとおりです。

  • 職場でのストレス
  • 家庭でのストレス
  • メンタルヘルスの不調
  • 運動不足
  • 収入の減少


以下でそれぞれ紹介します。

職場でのストレス

職場でのストレス

職場にストレスがあると精神的に大きな負担となり、仕事にも影響を及ぼす場合があります。

職場でのストレスの例
  • 会社からの待遇が悪い
  • 上司や同僚との関係がうまくいかない
  • パワハラやセクハラがある
  • 残業が多い、休みが少ない
  • 仕事内容に不満がある


こういったストレスを抱えていると、仕事に対して気分が後ろ向きになるほか、やりがいや充実感を感じられなくなり、QOLが低下してしまいます。

家庭でのストレス

家庭でのストレス

職場だけに限らず、家庭でのストレスも精神的な負担となり、QOLを低下させる原因となります。

家庭でのストレスの例
  • 配偶者との性格や生活リズムなどが合わない
  • 子どもが反抗期でコミュニケーションがうまく取れない
  • 家事育児の負担割合に不満がある
  • 自分の時間が取れない


ほかにも、近隣の住人やママ友・パパ友との付き合いなどがストレスとなる場合もあります。

メンタルヘルスの不調

メンタルヘルスの不調

メンタルヘルスの不調はQOLを下げる大きな要因になります。

メンタルヘルスの不調の例
  • 気分の落ち込み
  • イライラしやすい
  • 体がだるく疲れやすい
  • 眠れない


これらの不調は社会生活や家庭生活に影響を与えたり、心身の病気につながったりする可能性もあるため、無理は禁物です。

運動不足

運動不足

運動不足になると体力や持久力が落ち、日常生活のちょっとしたことでも疲れやすくなるため、QOLも低下しやすくなります

また、運動不足は生活習慣病やうつ病などの病気にかかるリスクが上がるといわれているため、注意が必要です。

週に1〜2時間運動する人に比べて、運動不足の人はうつ病を発症する確率が44%も高くなるという研究結果もあります。

参考:Samuel B. Harvey,F.R.A.N.Z.C.P.,Ph.D.,Simon Øverland,Ph.D.,Stephani L.Hatch, Ph.D.,Simon Wessely,F.R.C.Psych.,M.D.,Arnstein Mykletun,Ph.D.,Matthew Hotopf, F.R.C.Psych.,Ph.D..Exercise and the Prevention of Depression.The American Journal of Psychiatry.2017,Volume175,Issue1,p.28-36

収入の減少

収入の減少

収入の減少をはじめとした経済的な不安はQOLを下げる大きな原因となります。

収入減少や借金、ローンの支払いなどがあると、生活や支払いに対して少なからず不安を感じるものです。

こうした不安がストレスになり、QOLが低下する原因になります。

QOLを向上させるための方法

QOLを向上させるためには、前述したストレスを溜め込まないように普段からこまめにリフレッシュすることが大切です。

具体的な方法として以下が挙げられます。

QOLを向上させる5つの方法
  • 良質な睡眠を十分とる
  • 規則正しく食事をとる
  • 趣味に取り組む、生きがいを持つ
  • 笑う機会をつくる
  • 適度に運動する


以下でそれぞれ解説します。

良質な睡眠を十分とる

良質な睡眠を十分とる

QOLの向上には、睡眠時間を十分に確保することに加え、睡眠の質を高めることが重要です。

睡眠時間が不足していたり質の悪い睡眠をとっていたりすると体が十分に休まらず、QOLが低下してしまいます。

夜更かしせずに早めに就寝するのはもちろん、良質な睡眠をとることを意識し、まずは以下のように簡単なことからはじめてみましょう。

  • 入浴時に湯船に浸かる
  • 就寝前のアルコールやカフェインを避ける
  • 就寝前にスマホやパソコンを触らない



寝具や照明を変えるなど、寝室の環境を整えてみるのもおすすめです。

規則正しく食事をとる

規則正しく食事をとる

充実感や幸福感を得るには、食事も大切にしたいポイントです。

まずは毎日3食規則正しくとりましょう。

規則正しく食事をすることで体のリズムを整えたり、まとめ食いを防いで食べすぎや肥満を予防する効果が期待できます。

さらに、炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルといった栄養バランスのとれた食事を意識できるとベストです。

また、誰かと一緒に食事をとって会話を楽しむ「共食(きょうしょく)」もおすすめです。

孤食が多い人に比べて、共食が多い人はストレスを感じづらかったり、自分が健康だと感じやすい傾向があるといわれています。

メンタル面への好影響が期待できるため、可能なら、友人や家族、同僚などと共食する習慣をつけるとよいでしょう。

参考:「「第4次食育推進基本計画」啓発リーフレット」(農林水産省)

趣味に取り組む、生きがいを持つ

趣味に取り組む、生きがいを持つ

趣味や生きがいを持つことで、毎日の充実度や満足感がアップし、QOLがぐっと向上します。

趣味や生きがいは、仕事の意欲を上げるのにも効果的です。

例えば、好きなアーティストのコンサートや読みたい本の発売日といった楽しみがあるだけで、気分が前向きになり、仕事のモチベーションも上がりやすくなります

また、趣味のあう友人が見つかれば、好きなことを語り合って楽しめるのはもちろん、日々のストレスも解消しやすくなり、さらにQOLアップにつながるでしょう。

笑う機会をつくる

笑う機会をつくる

面白い動画や映画を観たり、漫画を読んだり、友人や家族と会話をするなど、笑う機会を積極的につくってみましょう

近畿大学と吉本興業株式会社の行った研究では、毎日のお笑い鑑賞が、がん経験者のQOL評価を改善させる可能性が示唆されています。

笑ってストレスを解消することで、QOLの向上につながるでしょう。

参考:Ryo Sakamoto,Yukariko Hida,Mariko Shiozaki,Hiroko Motooka,Atsuko Koyama.“Efficacy of Comedy on Health-Related Quality of Life and Oxidative Stress in Cancer Survivors”.Cureus,2023,15(7):e42760

適度に運動する

適度に運動する

適度な運動は筋肉の緊張をほぐして血行を促進する効果があり、心身ともにリフレッシュすることでQOLを向上させることができます

運動といっても、ランニングや筋トレなどの本格的な運動である必要はなく、ストレッチやウォーキングなどの軽い運動を行うだけでも十分です。

少し汗をかくと気分もすっきりするため、メンタルヘルスにもよい影響を与えられるでしょう。

適度な運動はうつ病や生活習慣病の予防効果も期待でき、健康寿命を伸ばすことにもつながります

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QOLを上げるにはストレスを溜め込まないように、日常生活の中でこまめにリフレッシュする時間をつくることが大切です。

一息つくときは、手軽にさまざまな香りを楽しめる「DR.VAPE」がおすすめです。

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