嗜好品(しこうひん)とは?意味やどんな物が含まれるかを一覧形式で紹介!
「嗜好品」という言葉を見聞きし、読み方や意味、どんなものが当てはまるのか気になる方も多いのではないでしょうか?
嗜好品と一口に言っても、該当する品目は言葉が使われる場面により異なる場合があります。
そこで、この記事では嗜好品の意味や言葉の由来、該当する品目、嗜好品にかかる税金などについて解説します。
どのような嗜好品を楽しんでいるのか、月にどのくらいの金額を嗜好品に使っているのかのアンケートも実施しました。
結果もあわせて紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
嗜好品とは?
嗜好品 | |
読み方 | しこうひん |
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類語 | ぜいたく品(贅沢品) |
対義語 | 生活必需品、実用品 |
英語表現 |
Articles of taste Luxury items Favorite items など |
嗜好品は「しこうひん」と読み、一般的には味や風味を楽しむ目的で摂取される飲食物を指します。
飲食物ではあるものの栄養摂取を目的にはしておらず、言うなれば「楽しみ・趣味」のために摂取されている点が最大の特徴です。
嗜好品の語源
嗜好品の語源としては、森鴎外がドイツ語の「Genuss-Mittel(楽しみの手段)」という言葉を「嗜好品」と翻訳したことがきっかけと伝わっています。
「嗜む」「好き」という言葉の意味から考えると、さもありなんと思われるでしょう。
嗜好品の類語・対義語
嗜好品の類語はぜいたく品、対義語は生活必需品や実用品です。
安価な嗜好品も多くありますが、なくても栄養面で困らないため、このような表現となっているのでしょう。
嗜好品の英語表現
英語ではArticles of tasteが「嗜好の品」と解釈されますが、飲食物以外のものも該当するため日常生活ではあまり使われません。
そのため、ネイティブはLuxury itemsやFavorite itemsなどといった表現を用いるようです。
ただし、Luxury itemsは「ぜいたく品」、Favorite itemsは単純に「大好きな品」を意味しており、日本語の嗜好品にぴったりと当てはまる言葉はないのが現状です。
嗜好品に含まれるものは何?
それでは、具体的にどんなものが嗜好品に含まれるでしょうか?
実は、嗜好品の定義や含まれるものは場面によって変わります。
ここでは、一般的な定義のほか、気になられている方も多いであろう訪問介護と家計簿における定義も解説します。
(1)一般的な定義
代表的な嗜好品として「酒、コーヒー、たばこ、茶」の4大嗜好品が挙げられることからわかるように、飲食物が絶対条件というわけではありません。
また、辞書における定義も時代に応じて変化しています。
以前はタバコというと嗜好品の代表例でしたが、近年辞書によっては「嗜好品」の説明からタバコを削除する傾向も見られるためです。
これはタバコを吸うことが「嗜好」ではなく「嗜癖(しへき)」によるものという解釈がなされているからです。
嗜癖とは「依存・アディクション」を意味し、自分にとって不利益があってもやめられず反復してしまう状態を指します。
つまり、「好きでタバコを吸っているのではなく、やめられないだけ」であるから辞書から削除したと言えるでしょう。
参考:「依存症・アディクション(嗜癖)関連情報」(大分県)
(2)訪問介護における定義
訪問介護のサービスの1つである買い物代行においても、嗜好品の定義は重要です。
介護保険内の買い物代行で、ヘルパーが利用者のために購入できるものは、生活必需品に限られているためです。
嗜好品の買い物は介護給付費の対象外となるため、どうしても嗜好品の購入を依頼したければ、介護保険以外の自費で頼まなければなりません。
「訪問介護における嗜好品」は、一般的な定義の嗜好品はもちろん、来客用のお菓子や行事用の食品なども含みます。
買い物代行(介護保険適用)の対象外となる嗜好品一覧 |
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参考:「指定訪問介護事業所の事業運営の取扱等について」(平成12年11月16日 老振第76号 厚生省老人保険福祉局振興課長)
(3)家計簿における定義
家計簿の項目として嗜好品が設けられている場合があります。
その際、お菓子やジュース類も含まれる点が一般的な定義と異なります。
家計簿における嗜好品一覧 |
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ただし、何を嗜好品とするかは家計簿をつける人の裁量に委ねられるため、家計簿における嗜好品の定義はやや曖昧と言えるでしょう。
例えば、同じお菓子でも自宅で家族が食べるなら「嗜好品」、レジャー・イベント用に購入すれば「娯楽費」「特別費」と仕分けるケースがあるからです。
嗜好品の税率は異なるって本当?
消費税は品物によって税率が異なります。
2019年の消費税の増税時に「軽減税率制度」が導入されたためです。
この軽減税率制度により、酒類・外食を除く飲食料品と週2回以上発行される定期購読新聞は、増税以前と同様に税率を8%に据え置く措置がなされました。
一方で酒やタバコは嗜好品として軽減税率の対象外となり、消費税率は10%が適用されます。
さらに、酒には酒税、タバコにはたばこ税が課せられていることから、定価の半分程度が税金となります。
酒やタバコの定価における税金の額の例は以下のとおりです。
- 定価580円の紙タバコ1箱:357.61円(定価の61.7%)が税金
- 定価219円の缶ビール(350ml)1本:89.91円(定価の41.1%)が税金
参考:「軽減税率制度の概要」(国税庁)、「たばこ税等に関する資料」(財務省)、「お酒にはどれくらいの税金がかかっているのですか?」(財務省)
みんなは月にいくら嗜好品に使っているの?
全国の20歳以上の男女100人に嗜好品に関する調査を行いました。
調査データ |
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調査対象:20歳以上の男女100人 調査内容:嗜好品について 調査方法:インターネット調査 調査期間:2023年7月 |
普段から楽しんでいる嗜好品
嗜好品に関するアンケート調査を行ったところ、約89%が何らかの嗜好品を普段から購入していることがわかりました。
4大嗜好品である「酒・コーヒー・タバコ・茶」以外にも、お菓子・スイーツやジュース類がよく購入されています。
1ヶ月あたりの嗜好品費
嗜好品を日常的に楽しんでいる89人に、1ヶ月あたりの費用を聞いたところ、約76%(68人)が月に5,000円未満と回答しました。
一方、月に1万円以上費やしている人も約10%(9人)いました。
タバコは今後も値上げが想定される
嗜好品にかかる費用は、品目や楽しむ頻度により大きく変わります。
例えば1箱580円のタバコを1日1箱吸った場合は、1ヶ月に17,400円かかる計算です。
政府がたばこ税の増税方針を示していることから、近い将来、タバコの価格はさらに上がると考えられます。
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