CBDリキッドの効果とは?体への影響や安全性を解説
CBDリキッドとは、カンナビジオール(CBD)を含む電子タバコ(VAPE)用のフレーバーリキッドです。
CBDは、カンナビジオール(Cannabidiol)の略称で、麻(大麻草)の茎や種子から抽出されるカンナビノイドと呼ばれる成分の一種です。
近年では、リラックスやストレス軽減などを目的に電子タバコ(VAPE)のリキッドをはじめ、化粧品やお菓子などでもCBDを含有する製品が登場しています。
しかし、CBDリキッドを試してみたいとは思っていても、安全性や身体への影響も気になるのではないでしょうか。
この記事では、CBDリキッドの効果や安全性を踏まえた上で、CBDリキッドのメリットとデメリットを比較し、利用を検討している方に向けて選び方のポイントを解説します。
CBDリキッドの効果とは
CBDリキッドのようなリラックスアイテムは、ストレスや不眠を解決したい方に利用者が多いアイテムです。
CBDは、具体的にどのような効果が得られるのでしょうか?ここでは、CBDリキッドに期待される効果や、持続時間について解説します。
CBDリキッドとは
CBDリキッドとは、麻(大麻草)の茎や種子から抽出されるカンナビノイドと呼ばれる成分の一種を含む電子タバコ(VAPE)で使用するフレーバーリキッドのことです。
主に電子タバコ(VAPE)で吸引する形で摂取され、CBDの効果をより早く体感できるとされています。精神作用がなく、主にリラックスを目的に使用されています。
この簡便性と速効性がCBDリキッドの人気の理由となっています。
出典:「カンナビノイドの化学的性質」(厚生労働省)
CBDリキッドに期待される効果
CBDリキッドは、主に緊張を緩め、心身をほぐす作用が期待されています。多くのユーザーが以下の目的でCBDリキッドを使用しています。
- 疲労の回復
- 疼痛の緩和
- 不眠の改善
- 不安の軽減
- ストレス解消
これらの効果により、日常のストレスや疲れを軽減し、よりリラックスした生活を送ることができます。
出典:「FDA Regulation of Cannabis and Cannabis-Derived Products, Including Cannabidiol (CBD)」(US Food&Drug)
CBDリキッドの持続時間
CBDリキッドで得られる効果の持続時間には個人差があるものの、一般的には数時間程度です。
CBDは摂取後、数時間以内に血中濃度がピークに達しますが、その後は数日をかけて尿や便として徐々に排泄されます。
電子タバコ(VAPE)の吸い方によって持続時間に個人差が生じることがあるため、自分に最適な使用量を見つけることが大切です。
出典:渡辺 正仁,早﨑 華,由留木 裕子,渡辺 克哉. カンナビジオールの治療効果とその作用機序. 2018, 16 (1), p. 114.
CBDリキッドの安全性
CBDの安全性に関するデータは限られており、アメリカの行政機関であるFDA(食品医薬品局)によって承認されているのは、医療現場で用いられる高純度のものだけです。
そして、一般的に売られているCBD製品については、安全性の確証がなく使用は個人の判断に委ねられるのが現状です。
肝障害 | 長期間または高濃度の使用によって肝機能に悪影響を及ぼす可能性があります。 |
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胎児への悪影響 | 妊娠中の使用により、胎児の発育への悪影響や、早産・死産のリスクが高まることが示唆されています。 |
男性生殖能力への毒性 | 動物実験の結果によると、男性の生殖機能に悪影響を与える潜在的リスクが懸念されています。 |
薬物相互作用 | 服用中の他の薬に影響を及ぼす可能性があります。 |
眠気や不眠 | 使用後に眠気を感じる場合がある一方で、不眠症状が現れることもあります。 |
食欲不振 | CBDの使用により食欲が低下することがあります。 |
腹痛や胃の不快感 | CBDの使用後に、腹痛や胃の不快感を引き起こすことがあります。 |
このように、CBDにはさまざまなリスクが伴う可能性があるため、使用にする際は十分な情報収集と自己判断が必要です。
出典:「What You Need to Know (And What We’re Working to Find Out) About Products Containing Cannabis or Cannabis-derived Compounds, Including CBD」(US Food&Drug)
「What You Should Know About Using Cannabis, Including CBD, When Pregnant or Breastfeeding」(US Food&Drug)
CBDリキッドの違法性
CBD製品に関する法規制は、国や地域によって異なります。
CBD製品の違法性は、基本的に「CBDの原料が大麻草のどの部分に由来するものか」で判断されると理解しておくとよいでしょう。
現在の日本では、大麻草の茎や種子から抽出されたCBD製品は合法とされています。
逆に、大麻草の葉や花穂、根などから抽出・製造されているCBD製品の場合、日本国内での使用・所持は違法となります。
なお、2024年12月12日に「大麻取締法及び麻薬及び向精神薬取締法の一部を改正する法律」の一部が施行されることにより、今後は「THC(テトラヒドロカンナビノール)がどれくらい含まれているか」で大麻かどうかを判断する成分規制に変更される見通しです。
これにより大麻草のどの部分を原料として利用しても問題がなくなる一方で、CBD製品中に限度値を超えるTHCが含まれていた場合は麻薬に該当し、販売できなくなってしまいます。
電子タバコのリキッドの場合、THC濃度の上限値は1ppmとなっており、他国よりも厳しい基準値です。
そのため、現在市場に出ている製品の多くは販売継続が難しいのではないかといわれているほか、成分規制に適合しない可能性があるとして既に販売中止になる製品も出てきています。
CBDの違法性に関してさらに詳しく知りたい場合は、下記の記事も参考にしてください。
CBDはやめたほうがいい?副作用から見るデメリットを解説
出典:「CBD(※)オイル等の CBD 製品の輸入を検討されている方へ」(厚生労働省 地方厚生局 麻薬取締部)
「大麻取締法及び麻薬及び向精神薬取締法の一部を改正する法律の成立について」(厚生労働省)
CBDリキッドのメリット
CBDリキッドを使用することで得られるメリットについて解説します。また、そのメリットを生かす活用法についても触れていますので、ぜひ参考にしてください。
リラックスアイテムとして活用できる
CBDには緊張をゆるめて心身をほぐす作用があるため、リラックスアイテムとして活用できます。
CBDを電子タバコ(VAPE)を通して、CBDを取り入れることで、日常のストレスをやわらげ気持ちのリフレッシュしたいと考える人にも利用されています。
仕事や勉強の合間、または就寝前のリラックスタイムにCBDを取り入れ、より快適で心地よい時間を過ごしましょう。
禁煙サポートの1つとして活用できる
CBDリキッドは電子タバコ(VAPE)のリキッドフレーバーとして使用されることもあり、フレーバー種類が豊富に揃っています。
タバコ風味からスイーツ系まで、多種多様なフレーバーは、リラックスアイテムとしてはもちろん、禁煙を目指している方にとって大いに役立つはずです。
さらに、日本で発売されている電子タバコのリキッドには、ニコチンやタールが含まれていないため、健康リスクを避けながら禁煙サポートが叶うのも魅力です。
口寂しいときに、あるいはストレスを軽減したいときに、CBDリキッドを取り入れることで、より快適に禁煙のプロセスを進めることができるでしょう。
CBDリキッドのデメリット
CBDにはメリットが期待できる一方で、安全性や副作用を心配する声もあります。以下、CBDリキッドを使用することで懸念されるデメリットについて解説します。
安全性の確証がない
CBDの安全性が確認されているのは、医療現場で用いられる高純度のもののみに限ります。
アメリカの行政機関であるFDA(アメリカ食品医薬品局)は、てんかんなどの一部の病気の治療薬として、CBDの安全性と有効性を承認しています。
また、日本においても2024年4月26日に大麻草由来の抗てんかん剤の希少疾病用医薬品への指定が厚労省の専門部会により了承されました。
さらに2023年12月に成立した大麻取締法及び麻薬及び向精神薬取締法の一部を改正する法律案では、大麻草を原料とした医薬品の使用を可能とする規定が盛り込まれています。
しかし、一般的なCBD製品については公的機関によって安全性が保証されていないため、CBDの使用は自己の判断で行う必要があります。
市場に流通しているCBD含有の食品や雑貨については品質の評価が難しく、安全とも危険とも判断することはできないでしょう。
なるべく信頼性の高い製品を選び、不必要に摂取しすぎないよう、慎重に使用することが重要です。
参考:「希少疾病用医薬品指定品目一覧表(令和2年9月1日以降)」(厚生労働省)、「大麻取締法及び麻薬及び向精神薬取締法の一部を改正する法律案の概要」(厚生労働省)
副作用の懸念がある
CBDには、副作用リスクが報告されています。
具体的な症状としては、口腔乾燥や低血圧、下痢、食欲減退、気分の変化、ふらつき、眠気などが懸念されています。
これらの副作用は、CBDリキッドを使用する前に十分に考慮しておくべきです。
また、劣悪なCBDリキッドを使用すると、思わぬ健康被害が発生する可能性もあります。そのため、品質が保証された大手のショップなどで購入することをおすすめします。
出典:「What You Need to Know (And What We’re Working to Find Out) About Products Containing Cannabis or Cannabis-derived Compounds, Including CBD」(US Food&Drug)
「大麻規制検討小委員会のとりまとめ参考資料(案)について」(厚生労働省)
CBDリキッドの選び方
CBDリキッドのメリット・デメリットを踏まえ、安全に使用するために知っておきたいCBDの選び方について解説します。
CBDの濃度で決める
CBDリキッドを選ぶ際は、CBD濃度の配合量%(ml)に注目して選びましょう。
ただし、CBDの効果には個人差があり、人によって実感できる効果が異なります。吸入の回数や吸入量によっても効果の体感が異なるため、下記の数字はあくまでも参考程度にしてください。
- ~10%未満:効き目が穏やかなので、初心者におすすめ
- 10%~30%:ある程度の濃度があり、効果を実感しやすい
- 30%~以上:非常に高い効果を実感できる
フレーバーで決める
CBDリキッドはフレーバーの種類が豊富にそろっており、自分の好みに合わせて選ぶことができます。
甘い系からタバコ風味まで、さまざまなフレーバーがあるため、お好みのものが見つかるはずです。そのときの気分に合わせてセレクトすれば、より快適に使用できます。
品質で決める
より安定したCBDの効果を得るには、高品質な製品を選ぶことが大切です。
成分の検査結果を公表している製品を選ぶことをおすすめします。製品ラベルやウェブサイトに使用されている成分やCBDの含有量が明確に記載されていることが重要です。
成分が明確でない製品は避けましょう。
個人が販売する製品は買わない
フリマサイトなどで個人から販売されているCBD製品の中には、製造者が不明なものがあります。
このような製品は、品質や成分の安全性が保証されないため避けるべきです。
信頼できる大手のショップから購入するようにしてください。
THCフリーかをチェックする
大麻草から抽出される代表的なカンナビノイドには、CBDのほかに「THC(Tetrahydrocannabinol/テトラヒドロカンナビノール)」という成分があります。
CBDとTHCは大麻草に含まれる成分としてよく似た構造を持っていますが、法規制と人体への影響に関しては大きな違いがあります。
CBDは、大麻草の茎や種子から抽出される成分なので、日本では大麻取締法の適用外です。しかしTHCは、大麻草の花穂や葉、根から抽出されるため、大麻として規制対象となる成分です。
なお、化学合成されたTHCは、麻薬及び向精神薬取締法における麻薬に指定されています。
また、2024年12月に施行される「大麻取締法及び麻薬及び向精神薬取締法の一部を改正する法律」により、今後は「THC(テトラヒドロカンナビノール)がどれくらい含まれているか」で大麻かどうかを判断する成分規制に変更される見通しとなっています。
これにより大麻草のどの部分を原料として利用しても問題がなくなる一方で、CBD製品中に限度値を超えるTHCが含まれていた場合は麻薬に該当し、販売できなくなってしまいます。
THCを基準値以上含むものは麻薬取締法の対象となり、所持および使用は懲役7年以下の罪に問われることになるため今後、製造・販売事業者には厳格な品質管理が求められます。
今後、CBD製品を安全に楽しみたいなら、THCフリーかどうかを確認することが非常に重要です。購入時に、成分表でTHC項目が「ND(検出されない)」と記載されているかどうかもチェックするようにしましょう。
参考:「大麻取締法及び麻薬及び向精神薬取締法の一部を改正する法律案要綱」(厚生労働省)
CBDの効果に関するよくある質問
ここでは、CBDに関するよくある疑問に答えます。CBD製品の購入を検討する際には、以下の回答を参考にしてください。
CBDはやめたほうがいい?
現在、CBDの安全性が確認されているのは、医療現場で用いられる高純度のもののみとなっています。
アメリカの行政機関であるFDA(アメリカ食品医薬品局)は、てんかんなどの病気の治療薬として、CBDの安全性と有効性を承認しています。
つまり、一般市場に流通しているCBDの安全性に確証はなく、使用する際は消費者の自己責任に委ねられています。安全性や副作用のリスクを不安に感じるなら、安易な使用は控えたほうがよいでしょう。
CBDリキッドはどれくらいで効く?
CBDリキッドは、電子タバコ(VAPE)を使用して蒸気を肺から吸収した場合、ほかの摂取経路に比べて比較的早く効果を感じられます。
効果の持続時間はおおよそ2〜3時間続くとされています。個人の体質や使用量によっても異なるため、自分に合った使用方法を見つけることが重要です。
CBDリキッドは1日何回吸えばいいですか?
CBDリキッドの吸引回数は、製品や使用の仕方によって異なります。1回の吸う時間や吸引の深さ、個人の体質によっても変動します。
ご自身の体調や健康状態を考慮して、適切な回数を模索することが大切です。CBDによる体調への影響に不安がある場合は、医療機関に相談したほうがよいでしょう。
CBD入りの電子タバコの充電方法は?
電子タバコ(VAPE)の充電方法は、電池内蔵タイプ、電池入れ替えタイプ、USBで充電するタイプがあります。
ほとんどの電子タバコ(VAPE)は、USB充電が主流です。
本体に直接USBケーブルをつなぎ、ACアダプタやパソコンなどを経由して、電子タバコの内蔵バッテリーに充電します。
また、使い捨ての電子タバコはあらかじめ充電されていますが、使用後の再充電はできません。
CBDガムやCBDオイルとの違いは?
CBDガムやCBDオイル、CBDリキッドは、それぞれ吸収の速さや効果の持続時間が異なります。一般的には次のような違いがあるといわれています。
- CBDガム:経口摂取は、ゆっくりと体内に吸収されるが、効果の持続時間は短い。
- CBDオイル:舌下からの摂取は、速やかに吸収され、効果の持続時間も比較的長い。
- CBDリキッド:蒸気を肺から摂取した場合、吸収速度が最も速く、同時にフレーバーも楽しめる。持続時間は2〜3時間程度。
CBDの使用が不安ならDR.VAPEがおすすめ!
本記事では、CBDリキッドの効果や安全性、メリット・デメリットなどについて解説しました。CBDリキッドを使用することでリラックスやストレス軽減の効果が期待できる一方で、品質と副作用への懸念もあります。
そこで、CBD以外のリラックスアイテムをお探しの方には、「DR.VAPE」をおすすめします。
DR.VAPEはシリーズ累計販売本数2500万本を突破した電子タバコで、多くのユーザーに支持されています。
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使いやすさ
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豊富なフレーバー
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定期購入のしやすさ
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