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非喫煙者はタバコを吸う人に対してどう思っているのか?意識調査を実施

非喫煙者はタバコを吸う人に対してどう思っているのか?意識調査を実施

健康志向が高まる現代において、非喫煙者は喫煙者に対してどのような印象や考えを持っているのでしょうか。

健康リスクや受動喫煙への懸念が広く知られるようになった今、喫煙に対する社会の目は年々厳しくなっています。

今回は、非喫煙者と喫煙者の双方を対象に意識調査を実施し、「なぜ人はタバコをやめられないのか」という心理にも迫りました

リアルな声をもとに、喫煙者との関わり方やその受け止め方について、多角的な視点からご紹介します。

タバコを吸っている人の割合

タバコを吸っている人の割合

厚生労働省の「国民健康・栄養調査結果の概要」(令和5年度)のデータによると、習慣的に喫煙している人の割合は全体で15.7%となっています。

男女別では、男性が25.6%、女性が6.9%と、男性のほうが喫煙率が高い傾向にあります。

健康志向が広がる中でも、一定数の人が喫煙を続けているのが現状です。

参考:「たばこを吸っている人の割合はどれくらい?」(公益財団法人生命保険文化センター)
   「国民健康・栄養調査結果の概要」(厚生労働省)

日本では10年連続低下傾向

日本ではこの10年間、喫煙率が年々下がり続けています。その背景には、以下のような社会的・制度的な変化が影響していると読み取れます。

  • 公共の場での喫煙が厳しく制限されるようになった
  • タバコの値上げが行われた
  • 禁煙を後押しする環境が社会全体で充実してきた


受動喫煙を防ぐために健康増進法(改正健康増進法)が2018年に改正され、公共の場での喫煙が厳しく制限されるようになりました。

また、タバコの値段も年々上昇しており、経済的な理由から禁煙に踏み切る人も少なくありません。

「令和6年度税制改正の大綱」では、加熱式タバコの税率を紙タバコと同じ水準に引き上げる方針が新たに盛り込まれました。

2025年5月1日には一部の紙きタバコ・加熱式タバコで価格改定による値上げが実施されており、今後はたばこ税の増税によってさらに値上げが予想されています。

これにより、喫煙者にとって経済的負担が一層大きくなると見込まれます。

それに伴い、禁煙外来の設置や禁煙補助薬の普及など、禁煙をサポートする環境が整ってきたことも大きな助けになっています。

こうした社会の流れの中で、「タバコは吸わない方が自然」と感じる人が増え、特に若い世代を中心に喫煙離れが進んでいるのです。

参考:「令和5年度税制改正の大綱」「令和6年度税制改正の大綱」(財務省)

世界的にも嫌煙傾向は高まっている

近年、世界的にも「嫌煙」の傾向が強まっており、喫煙者はますます少数派になりつつあります。

実際に、世界全体での喫煙率は年々減少しており、たとえば2000年には約30%だった成人の喫煙率が、2022年には約20%にまで低下しました。特に高所得国ではこの傾向が顕著に見られます。

この背景には、禁煙を促進するための政策や健康教育の充実があります。

2005年に国際条約であるFCTC(たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約)が発効しました。

FCTCは、タバコの健康被害を防ぐために世界保健機関(WHO)が主導して作られた条約で、日本をはじめ180ヶ国以上が加盟しています。

この条約の発効を受けて、加盟国では公共の場での喫煙制限やタバコ広告の規制など、受動喫煙防止を目的とした対策が強化されました。

このように、世界各国で禁煙を推進する取り組みが進み、喫煙者の立場は年々縮小しているのです。

参考:「Tobacco use declines despite tobacco industry efforts to jeopardize progress」(World Health Organization)
   「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約」(外務省)

非喫煙者から見た喫煙者のイメージとは?意識調査を実施

非喫煙者から見た喫煙者のイメージとは?意識調査を実施

本記事では、独自にアンケート調査を実施し、非喫煙者を対象に喫煙者への印象について調査しました。

その結果、非喫煙者10人に喫煙者の印象を聞いてみたところ、6人が「悪印象」と回答し、残る4人も「どちらかと言えば悪印象」と答えました。つまり、10人全員が喫煙者に対してネガティブな印象を持っているという結果になりました

さらに、喫煙者と一緒にいる際の不快な経験について尋ねたところ、10名全員が「不快に感じたことがある」と回答しました。

以下に、実際に寄せられたリアルな声をご紹介します。

▼女性/50代/パート・アルバイト/「どちらかというと悪印象」と回答
吸える場所が減って可哀そうだとは思いますが、やはり近くに寄るだけで独特なにおいを発するので苦手です。
▼女性/40代/専業主婦/「悪印象」と回答
健康にも悪いし、他人がいる所で吸えば煙で他人を不快にするし副流煙の害もある。自分にも他人にも配慮できない人間という印象が強い。
▼男性/50代/会社員/「悪印象」と回答
依存していてだらしなさそう。

そのほか、パートナーや友人の喫煙については、「においや健康への影響が気になるので、できれば吸ってほしくない」「タバコを吸う人とはあまり親しくなりたくない」という意見も見受けられました。

恋人や友人などの身近な人が喫煙者であることに抵抗を示す人は一定数おり、今の社会ではタバコに対してかなり厳しい目が向けられているといえるでしょう。

調査データ
調査対象:20~60代の非喫煙者男女10人
調査内容:喫煙者についてのアンケート
調査方法:インターネット調査
調査期間:2025年4月15日~4月20日

なぜタバコを吸い続けるのか喫煙者に理由を調査

なぜタバコを吸い続けるのか喫煙者に理由を調査

今回の調査では、喫煙者に対しても「なぜタバコを吸い続けているのか」という理由について探りました。

もっとも多かった回答は「ストレス解消・イライラを抑えるため」でした。次いで「習慣・ルーティンになっているから」、「食後や休憩中の楽しみとして」という回答もありました。

また、少数ではありますが、「喫煙者同士のコミュニケーションツールになっている」「人付き合いで断りにくい」といった声も見受けられました。

さらに、過去に禁煙を考えた経験について聞いたところ、10人中半数の5人が「試そうとしたができなかった」、4人が「何回か試したことがある」と回答しました。つまり、10人中9人が一度は禁煙に挑戦したことがあるという結果になりました。

加えて、喫煙に対して罪悪感や後悔の有無を質問したところ、「たまに感じる」と答えた方が7名、「感じる」と答えた方が2名となり、多くの喫煙者が喫煙行動に対して複雑な思いを抱えていることが明らかになりました。

以下に、実際に寄せられた喫煙者の心境をご紹介します。

▼男性/40代/自営業・自由業/1日の平均喫煙本数:1~5本
健康に悪いと分かっていても依存的に吸い続けている自分の行動を情けなく思うことはある。
▼男性/30代/会社員/1日の平均喫煙本数:1~5本
家族には隠れて吸っており、バレたら怒られる。また過去に禁煙に成功した体験もあり、タバコを吸っていない頃の方が生活しやすかったと感じているにも関わらず、ストレスでやめられないのが辛い。
▼男性/30代/会社員/1日の平均喫煙本数:1~5本
周りはそれほどではありませんが、社会的にはマイノリティになっており、周囲からもあまり良い印象を持たれていない。

今回の調査からは、生活のルーティンやストレス解消の一環として喫煙習慣が深く根付いている様子がうかがえました。

一方で、「健康に悪いとわかっている」「家族に対して後ろめたい」と感じながらも、依存やストレスの問題から思うようにやめられない現実が浮き彫りになっています

また、周囲からの視線を厳しく感じ、肩身の狭さを覚える喫煙者も多く、喫煙行動に対して複雑な思いを抱えている実態が明らかになりました。

調査データ
調査対象:20~60代の喫煙者男女10人
調査内容:喫煙についてのアンケート
調査方法:インターネット調査
調査期間:2025年4月15日~3月20日

タバコを吸ってしまう人の心理

タバコを吸ってしまう人の心理

タバコを吸う習慣は、一度身についてしまうとなかなか手放すのが難しいものです。健康への影響を理解していても、つい手が伸びてしまう、そんな経験を持つ人も多いのではないでしょうか。

そこには、ストレスの発散や気分転換といった心理的な要素が関係していることも少なくありません。

タバコを吸う人が抱える心理的な背景に目を向け、その行動の裏にある思いや理由を紐解いていきます。

ストレスがたまったとき

ストレスがたまったとき、タバコに手を伸ばす人は少なくありません。

喫煙によって一時的にリラックスした感覚が得られるのは、ニコチンが脳内でドーパミンの分泌を促し、快感や安心感をもたらすためです

深呼吸に近い動作や煙を吸うリズムもあいまって、心が少し落ち着くように感じられます。

また、喫煙そのものが“気分を切り替えるための儀式”として機能している側面もあります。

仕事の合間や人間関係で疲れたときなど、タバコでひと息つき、気持ちをリセットする時間をつくり出しているのです。

参考:「ニコチン依存症」(厚生労働省)

寝起きや休憩時など決まったタイミング

寝起きや休憩時間など、決まったタイミングでタバコを吸う行為が習慣になっている人は少なくありません。

無意識のうちに日常のルーティンとして定着しているケースが多く見られます

喫煙が日常の流れに深く組み込まれていると、もはや「吸いたいから吸う」のではなく、「吸うタイミングだから吸う」という行動パターンになりがちです。

そのため、いざ禁煙しようと思っても、生活の中で無意識に作動するスイッチを断ち切るのが難しくなってしまいます。

周りの人がタバコを吸ったとき

自分一人では我慢できていても、周囲の人がタバコを吸い始めると釣られて吸ってしまうケースもあります。

タバコに含まれるニコチンには強い依存性があり、周囲にただよう煙やタバコの匂いが脳を刺激して「吸いたい」という欲求を引き起こします

その結果、意志とは関係なく喫煙への衝動が自然と高まってしまうのです。 また、喫煙がコミュニケーションの一環になっている場面では、「一緒に吸わないと場の空気が悪くなるかもしれない」といった同調圧力や、人間関係への配慮からタバコに手を伸ばしてしまうことも少なくありません。

リフレッシュ目的

喫煙をリフレッシュの手段として取り入れている人は少なくありません。

タバコを、仕事や作業の合間の一区切りとして活用し、再び集中するためのスイッチにしているケースも多く見られます。

さらに、ニコチンの作用によってもたらされる一時的な安心感やリラックスも、喫煙がやめられない要因のひとつです

短時間で気分を切り替えられると感じるため、忙しい日常のなかで「手軽にリフレッシュできる方法」として喫煙が定着しやすい傾向にあります。

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