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タバコの種類にはどんなものがある?特徴を解説

タバコにはどんな種類がある?

タバコにはさまざまな種類があり、それぞれに特徴や楽しみ方が異なります。

また、体に及ぼす影響も種類によって異なるため、自分に合った選択が大切です。

本記事では、タバコの種類と特徴について詳しく解説します。

さらに、できるだけ健康への影響を抑えたい方に向けた代替製品についても取り上げています。より安心な選択肢を探している方は、ぜひ参考にしてください。

タバコの種類

タバコの種類

タバコの種類は、主に以下の8種類に分類されます。

それぞれのタバコの特徴を理解する際は、ニコチンの有無や吸い方、法的な位置付けのポイントを押さえておくと、違いが分かりやすくなります。

  • 紙巻タバコ(シガレット)
  • 加熱式タバコ
  • 電子タバコ
  • 葉巻(シガー)
  • キセル
  • パイプ
  • 無煙タバコ
  • 水タバコ(シーシャ)


紙巻タバコ(シガレット)

紙巻タバコ

紙巻タバコは、最も一般的なタバコの形態で、刻んだタバコ葉を紙で巻いたものです。喫煙時には直接火をつけて燃焼させ、その煙を吸引します。

フィルター付きとフィルターなしの種類があり、一般的に販売されている紙巻タバコにはフィルターが付いています。フィルターは煙をろ過する役割を持つ重要なパーツです。

煙がフィルターを通過すると、ニコチンやタールなどの有害成分の一部が減少し、口当たりがマイルドになります。

しかし、フィルターを使用しても有害物質は完全に除去されず、喫煙による健康リスクは依然として残るため注意が必要です。

▼紙巻タバコのメリット・デメリット
メリット デメリット
・タバコ本来の風味をダイレクトに味わえる
  • ニコチンやタールなどの害がある
  • タバコ特有の匂いが強い
  • タバコ税の影響は避けられない

▼紙巻タバコの詳細
構造
  • 刻(きざみ):細かく刻んで乾燥させたタバコ葉
  • 巻紙(まきし):刻を包むための紙
  • フィルター:煙を濾過する装置
  • チップペーパー:刻とフィルターを巻き合わせるパルプ紙
成分 ニコチン・タール・一酸化炭素など
吸い方 先端部に火をつけて煙を吸い込むことで、ニコチンやタールを摂取する。ライターやマッチなど着火器具のみ必要
法的な位置付け タバコ事業法が定める「タバコ製品」に該当する


加熱式タバコ

加熱式タバコ

加熱式タバコは、タバコ葉を燃焼させずに電気で加熱し、発生する蒸気を吸うタイプのタバコです。

紙巻タバコと異なり火を使わないため、煙や灰がほとんど発生しません。タバコ特有の臭いも抑えられ、副流煙など周囲への悪影響が少ない点がメリットです。

しかし、タバコ葉を使用しているので、ニコチンが含まれており、健康への影響には注意が必要です。

▼加熱式タバコのメリット・デメリット
メリット デメリット
  • タバコ特有のにおいや灰が少ない
  • 副流煙が発生しにくい
  • ニコチンの害がある
  • タバコ税の影響は避けられない
  • バッテリーの充電が必要

▼加熱式タバコの詳細
構造 【高温加熱式】
  • デバイス:ヒーターを内蔵している
  • タバコスティック:タバコ葉の加工品
【低温加熱式】
  • デバイス:リキッドを加熱・霧化する
  • カートリッジ:蒸気が発生する部分
  • カプセルホルダー:カートリッジとタバコカプセルを接続
  • タバコカプセル:タバコ葉を詰めた吸い口付きのカプセル
成分 ニコチン・アセトアルデヒド・ホルムアルデヒドなど
吸い方 【高温加熱式】
タバコスティックをデバイスに差し込んで加熱し、発生した蒸気を吸い込む
【低温加熱式】
カートリッジ・カプセルホルダー・タバコカプセルをデバイスに装着後、リキッドを加熱・霧化させて、発生した蒸気を吸い込む
法的な位置付け タバコ事業法が定める「タバコ製品」に該当する


電子タバコ

電子タバコ

電子タバコは、リキッド(液体)を加熱し、発生した蒸気を吸引するデバイスです

タバコ葉を使用していないため、ニコチンやタールを含まず、健康リスクを大幅に抑えられる点が特徴です。

タバコによる健康への不安を減らしたい人にとって、安心して楽しめる選択肢の一つとなっています。

電子タバコは、「香りを楽しむ嗜好品」として親しまれることが多く、特に禁煙を目指す人やタバコの代替品を探している人に人気があるアイテムです。

▼電子タバコのメリット・デメリット
メリット デメリット
  • ニコチンやタールの害がない
  • 煙やタールが発生せず副流煙がない
  • フレーバーのバリエーションが豊富
  • タバコ税の影響がない
  • バッテリーの充電が必要
  • ニコチンが含まれていないため、従来のタバコと比べて吸いごたえに物足りなさを感じる場合がある

▼電子タバコの詳細
構造
  • バッテリー(デバイス):電源ボタン付きの加熱用電池
  • アトマイザー:リキッドを加熱して蒸気を発生させる装置
  • カートリッジ:リキッドの容器
  • 吸い口:蒸気を吸入する部分
成分 プロピレングリコール・グリセリンなど
吸い方 アトマイザー・カートリッジ・吸い口をバッテリーに装着後、リキッドを加熱して発生した蒸気を吸い込む
法的な位置付け タバコ事業法が定める「タバコ製品」に該当せず「雑貨」に分類される




葉巻(シガー)

葉巻

葉巻はシガーとも呼ばれ、フィラー(中心葉)、バインダー(中巻葉)、ラッパー(上巻葉)の三層にタバコ葉を巻いて作られる喫煙具です。

独特の風味や香りを楽しめる嗜好品として親しまれています。

紙巻タバコとは吸い方が異なり、煙を肺に入れずに口の中でふかし、濃厚な香りを楽しむのが特徴です。

そのため、じっくりと味わうスタイルが主流で、一本吸い終えるまでに30分~1時間以上の時間をかけて吸います。

葉巻にはいくつかの種類があり、大きく分けると以下の3つに分類されます。

  • プレミアムシガー:100%タバコ葉を使用したハンドメイドの葉巻
  • ドライシガー:常温保管に対応した機械巻の葉巻
  • リトルシガー:紙巻タバコの構造に似た葉巻


▼葉巻(シガー)のメリット・デメリット
メリット デメリット
  • タバコ葉本来の香りと味を楽しめる
  • 紙タバコよりマイルドな吸い心地
  • ニコチンやタールなどの健康リスクがある
  • タバコ特有の匂いが強い
  • タバコ税の影響は避けられない

▼葉巻(シガー)の詳細
構造 【プレミアムシガー・ドライシガー】
  • フィラー(中心葉):シガーの香りと味を決める中心部分
  • バインダー(中間葉):フィラーを包み込む部分
  • ラッパー(上間葉):シガーの外見を調整する部分
  • シガーリング:シガーに巻かれた紙製のラベル
【リトルシガー】
  • 刻(きざみ):細長く刻んだタバコ葉
  • シートタバコ:タバコ葉を原料とする巻紙
  • フィルター:煙を濾過する装置
  • チップペーパー:刻とフィルターを巻き合わせるパルプ紙
成分 ニコチン・タール・一酸化炭素など
吸い方 【プレミアムシガー・ドライシガー】
先端部をカットして吸い口を作り、反対側の先端部に火をつけて、煙を口腔内でふかす
【リトルシガー】
先端部に火をつけて、煙を口腔内でふかす
法的な位置付け タバコ事業法が定める「タバコ製品」に該当する


葉巻の詳しい情報は以下の記事も合わせて参考にしてください。
葉巻の吸い方は?初心者向けにカットの仕方やマナーまで詳しく解説!

キセル

キセル

キセルは、刻んだタバコ葉を使用し、専用の細長いパイプで喫煙するスタイルのタバコです。

紙巻タバコが主流になる前の日本では、キセルによる喫煙が一般的でした。

特に江戸時代から広く普及し、その歴史的な背景や美しいデザインから、現在では伝統工芸品としても注目されています。

キセルの特徴は、少量のタバコをじっくり味わう喫煙スタイルにあり、喫煙そのものを楽しむ文化的な側面を持っています。

▼キセルのメリット・デメリット
メリット デメリット
  • 伝統的な喫煙スタイルが楽しめる
  • タバコ葉の使用量が少なく経済的
  • ニコチンやタールなどの害がある
  • タバコ税の影響は避けられない
  • 吸い方にコツが必要で、初心者には扱いにくい

▼キセルの詳細
構造
  • 雁首(がんくび):先端にタバコ葉を詰める「火皿」がついている
  • 羅宇(らう):煙を通すための管
  • 吸い口:煙を吸入する部分
成分 ニコチン・タール・一酸化炭素など
吸い方 火皿に刻んだタバコ葉を詰めて着火し、発生した煙を吸い込む
法的な位置付け
  • 刻みタバコは、タバコ事業法が定める「タバコ製品」に該当する
  • キセルは刻みタバコ用の喫煙具として扱われる


パイプ

パイプ

パイプは、専用のタバコ葉をボウル(火皿)に詰めて燃焼させ、その煙を吸う喫煙具です。

紙巻タバコと異なり、タバコ葉をじっくりと加熱しながら吸うため、香りや風味を深く楽しめるのが特徴です。

香りをじっくりと楽しむ嗜好品としての側面が強く、喫煙の時間をゆったりとしたリラックスタイムにしたい人に適しています。

▼パイプのメリット・デメリット
メリット デメリット
  • タバコ葉本来の香りや味わいを深く楽しめる
  • 長時間ゆったりと喫煙できる
  • ニコチンやタールなどの害がある
  • タバコ税の影響は避けられない
  • 専用のタバコ葉を用意する必要があるなど手間がかかる

▼パイプの詳細
構造
  • ボウル:タバコ葉を詰める受け皿
  • ステム:煙をマウスピースに伝える部分
  • マウスピース:煙の吸い口
成分 ニコチン・タール・一酸化炭素など
吸い方 ボウルに刻んだタバコ葉を詰めて着火し、発生した煙を吸い込む
法的な位置付け
  • 刻みタバコは、タバコ事業法が定める「タバコ製品」に該当する
  • パイプは刻みタバコ用の喫煙具として扱われる


無煙タバコ

無煙タバコとは、煙を発生させずに使用するタバコです。主に「嗅ぎタバコ」と「噛みタバコ」の2種類があります。

嗅ぎタバコには、粉末を鼻から吸引する「スナッフ」と、タバコ葉を詰めた小袋を歯茎の裏に入れる「スヌース」の2タイプがあり、それぞれ異なる方法でニコチンを摂取します。

噛みタバコは、その名の通りタバコ葉を噛みながら使用するタイプで、香料・ハーブ・石灰・甘味料などとともに口に含みます。使用時に発生する唾液は飲み込まず、吐き出すのが一般的です。

火を使わないため燃焼によるタールの発生はありませんが、ニコチンは含まれているので依存のリスクには注意が必要です。

▼無煙タバコのメリット・デメリット
メリット デメリット
  • 煙や灰が発生しないため、周囲への影響が少ない
  • 火を使わないため、火災のリスクがない
  • ニコチンやタールなどの害がある
  • タバコ税の影響は避けられない
  • 口腔内への負担が大きい

▼無煙タバコの詳細
構造 【嗅ぎタバコ】
タバコ葉を粉末状にしたもの(鼻腔用)
【噛みタバコ】
タバコ葉を小袋に入れたもの(口腔用)
成分 ニコチン・タバコ特異的ニトロソアミンなど
吸い方 【嗅ぎタバコ】
粉末を鼻から吸い込む
【噛みタバコ】
小袋を口に含み、歯茎と上唇の間に挟む
法的な位置付け どちらもタバコ事業法が定める「タバコ製品」に該当する


水タバコ(シーシャ)

水タバコ(シーシャ)

水タバコ(シーシャ)は、フレーバー付きのタバコ葉を加熱し、水を通した煙を吸うタイプのタバコです。

主に中東やアジアの文化圏で古くから親しまれており、近年ではカフェや専門店などで楽しめる嗜好品として人気を集めています。

1回の燃焼時間が約1時間と長いため、ニコチンや一酸化炭素を摂取する量が増えやすく、吸い過ぎには注意が必要です。

▼水タバコ(シーシャ)のメリット・デメリット
メリット デメリット
  • 豊富なフレーバーで香りを楽しめる
  • 煙が水を通るため、マイルドな吸い心地
  • ニコチンやタールなどの害がある
  • 専用の器具や炭が必要で、手軽には吸えない

▼水タバコ(シーシャ)の詳細
構造
  • クレイトップ(トップ・ハガル):タバコ葉を詰める受け皿
  • 炭受け皿:炭の落下を防ぐ受け皿
  • ボディ(ステム):煙を水でフィルターするための装置
  • 空気弁:ボトル内の煙を排出するための装置
  • ボトル:水を入れて煙を溜める容器
  • ホース:ボトル内の煙を吸引するための装置
  • マウスピース:煙の吸い口
成分 ニコチン・タール・一酸化炭素など
吸い方 器具をセッティング後、クレイトップに詰めたタバコ葉を加熱した炭で燃焼させて、水入りのボトルに流れた煙をホースで吸い込む
法的な位置付け
  • 刻みタバコは、タバコ事業法が定める「タバコ製品」に該当する
  • 水タバコ(シーシャ)は刻みタバコ用の喫煙具として扱われる


シーシャについてより詳しい情報を知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
シーシャ(水タバコ)とは?健康への害や違法性の有無など気になる点を解説

タバコがもたらす健康被害に注意

タバコがもたらす健康被害に注意

今回ご紹介した中で唯一タバコ葉を使用しないのは電子タバコです。

それ以外は、ニコチン、タール、一酸化炭素などの有害物質を含み、健康被害が懸念されています

喫煙の習慣が続くと、肺や心血管系への負担が増し、以下のような疾患のリスクが高まる可能性があります。

  • ニコチン依存症に陥りやすくなる
  • 循環器疾患(高血圧・心筋梗塞・脳卒中など)にかかりやすくなる
  • がん発症(肺がん・咽頭がん・胃がんなど)のリスクを上げる


喫煙を続けると、ニコチンの強い依存性によってタバコをやめにくくなるだけでなく、血管が収縮して血流が悪化し、狭心症・心筋梗塞・脳卒中などの循環器疾患のリスクが高まります。

さらに、タバコの煙に含まれる有害物質がDNAを傷つけることで、肺がんや胃がん、膀胱がんなどの発症リスクが上昇するため、健康への影響には十分な注意が必要です。

タバコ葉に含まれるニコチンの害についてより詳しい情報を知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
ニコチンの害とは?健康リスクと禁煙方法を解説



タバコの害を避けたいならDR.VAPEがおすすめ

DR.VAPE

タバコによる健康被害などのデメリットが気になるなら、シリーズ累計販売本数2,500万本を突破した「DR.VAPE」がおすすめです。

DR.VAPEは、専用リキッドの蒸気を吸入する、ニコチン・タールゼロの電子タバコです。

吸いごたえがありながらも、タバコ葉を一切使用せず有害物質を含まないため、禁煙をサポートするアイテムとしても最適です。

最新モデルのDR.VAPE Model 3には、吸うことで気持ちのリフレッシュに役立つ効果が期待されているβ-カリオフィレンという天然由来の成分を配合しています。

さらに、9種類の豊富なフレーバーが揃っており、気分や好みに合わせて選べるのも魅力です。スイーツ系やミント系、タバコ風味など多彩なラインナップがあり、その日の気分に合わせて楽しめます。

ワイルドビター
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クラシックスモーク
スモーキーで吸い心地がよいタバコ味
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ミントメンソール
すっきり爽やかなメンソール味
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ピュアアップル
甘さにキレのあるアップル味
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ジューシーマスカット
芳醇な甘さがあふれるマスカット味
DR.VAPE
リラックスバニラ
コクのある味わいと濃厚なバニラの香り
DR.VAPE
クリーミーバナナ
まろやかで濃厚なバナナの味わい
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トロピカルマンゴー
南国のマンゴーのようなジューシーな味
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ミックスベリー
フレッシュで甘酸っぱい3種のベリーを表現
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